味噌作り 

今年も味噌作りの季節がやってまいりました。

残念ながらうちは施設とつながっていて床暖房で暖かすぎるため、去年作った味噌はかびてしまいましたが、上手にできた所は本当に美味しかったそうです

まずは手をしっかり洗って消毒したら、手袋をはいて準備

 

 

 

 

 

今年初で気合の入っている子も

 

 

 

 

 

 

 

みんなでコネコネは今年も楽しくて取り合い

 

 

 

 

 

 

みんなしっかりと大豆の柔らかさや匂いを感じて「変なニオーイ」とか「気持ちイーイ」とか感じたままをドンドン口に出しながら作業を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

麹を入れてコネコネ

 

 

 

 

 

 

さらに塩を入れてコネコネ

さすがに2年目になると、「麹がきれいに混じらないとちゃんと発酵がすすない」とか「塩がちゃんと混じらないとかびる」とか私が説明しなくても自分たちで教え合ってます。

本当に半端じゃない記憶力です

最後にみんなで、焼酎で殺菌したジップロックに味噌を詰めて空気を抜いたら出来上がり

 

 

 

 

 

 

投げたりパンチしたりしすぎて袋に穴が開いちゃう子もいたけど何とか全員完成

やっぱり味噌作りは楽しいし、とても貴重な体験になります。

大豆の煮た匂いを初めて嗅いだ子や、味噌を耳たぶと同じ硬さにする時に、自分の耳と友達の耳の形や硬さの違いに驚く子、こういう事は、実際に味噌づくりを経験しないと分からない事や気づかない事ですよね?

更に、今年は去年より多く味噌を作ったのですが、それを見た上級生たちが、「この味噌使って何かできんじゃね!」と一言いうと「豚汁作るべ」「なら野菜、畑で作ったらいいじゃん」とかどんどんアイデアやイメージが膨らんでいきます。

これこそが、一番大事なことですよね?

大人たちがやらせたい事を一方的に与えているだけでは、どんなにいいことをやっていても発達も成長も本当にごくわずかです。

しかし、自分たちで自発的にやりたくて考えた事が膨らんでそれを実現できた時は飛躍的に発達していきます。

この瞬間を見逃さずそしてこの子たちの思いは必ず実現させていきます

今年のみなぽっけファームはさらに夢が膨らんでいきそうです