週末の大会が終わり、練習や電話やメールで試合の内容や気持ち等、たくさんの報告をもらいました。
負けても楽しそうに結果を話す低学年の拳士もいれば、話を聞いたり、メールを読むだけでその悔しさがにじみ出ていて、こちらまで鼻の奥がツーンと来てしまう拳士もいます。
勝や負けについてその拳士の思いや行動は様々ですが、試合の後、明らかにその雰囲気というかオーラの色は変わります。
試合場どころか普段の稽古でも、浮ついてフワフワしていた拳士がいつの間にかどっしりと重みのある動きに変わっていたり
これは、技術の向上だけでは訪れない変化で、拳士に訪れるたくさんの事象やたくさんの人との出会いを繰り返す事で起こります。
その中でも試合によってもたらされる変化はとても大きく、私もいつも試合後の拳士達の変化が楽しみです。
うちの道場にも一足飛びに駆け上がり常に眩いばかりのオーラを放つ拳士もいますし、中々勝つことができなくても堅実に一つ一つ積み上げる事によって深みのあるオーラを放つ子もいます。
それぞれの拳士の色はまちまちですが、それぞれが皆、個性的でそんな生徒たちが私は大好きです。
リュウパパが送ってくれた東北大会の写真です。
これからの試合や試験や稽古の積み重ねで、みんなの空手人生がどんな色に彩られるのか楽しみです。